EP. 624『@嬉野・多久・武雄 、其ノ三 - 真赤な大根、献上品』 cover art

EP. 624『@嬉野・多久・武雄 、其ノ三 - 真赤な大根、献上品』

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江戸時代、鎖国をしていた日本では、ヨーロッパや中国大陸から入ってきた文物は長崎街道を通って福岡、大阪、江戸へ運ばれていました。その街道沿いにある多久という町には、日本最古と言われる孔子廟があります。また、多久にはここにしかない伝統野菜「女山大根」があります。女山という山で育つことからその名が付けられました。女山大根は白ではなく赤く、長さ約八十センチ、胴回り六十センチ、重さ十キロほどにもなる大きな大根です。辛みが少なく甘みが強く、硬くて煮崩れしにくいため、昔は煮物として食べられていました。現在では大根おろしやシャーベット、アイスクリームにも使われています。旬は十二月から二月頃で、武雄や嬉野温泉へ向かう途中の多久で味わうことができます。多久の殿様は、この女山大根を牛に四本積んで佐賀藩主に献上していたと言われれるほどの珍味です。

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